あきあじ
おもに鮭。鮭以外のものにも使うことがある。"秋の味"ということなので.....。
あずましい
津軽弁で、「気持ちがよい・満足だ」という意味らしい。
北海道では間違いなく否定形でもちいる。「あずましくない」
例えば、「あのお店、あずましくない」と言った場合、少なくともその人にとって
"居心地の悪い店"ということになる。この他、物、景観などに対しても使う。
あずる
車が冬道でスリップして動かない様子 [例] 「あの車、あずってあがらね」
あつい
腹が立つ、頭にきた。なまらあっつい=チョームカツク 隣りのクラスの○○。なまらあっついって、あいつ。
あったも
してやられた。うっそー [例] 「あしたはてすと」「あーったも。」
あっぺ
逆 [例] 「南と北があっぺだがや。」
あっぺこっぺ
標準語で言う「あべこべ」
あめる
食べ物が腐ったり、いたんだりしている状態。
また機械が壊れかけてる状態の時にも使う。
[例]「だめだ このMACあめてる、、」
いいふりこく
かっこつける,おしゃれする (スラング) [例] 「いいふりこいてデートいっか?」
いかつけ
イカ釣り。イカ釣り漁船。 今年もいかつけの季節になったなぁ。
いたましい
もったいない。 まだ捨てるにはいたましいべ。
いづい
異物感がある。 目の中にゴミか何か入っていづい
うるかす・うるける
おもに食べ終わった食器などを洗う前に水につけておく時に使う。「水につける」+「ふやかす」。
要するに水につけただけでなく、汚れが浮いてくるまでを想定して使う。
"乾燥ワカメ"を食べるときもこれでしょうねぇ。
うんだて
北海道南部で「なまら」と同義で使用。「この飯うんだて旨いね。」
えんこする
ちゃんとすわる(こどもに対して)、[動] うんこする [例] 「背中流すから、えんこしなさい」
[類]おちゃんこする,おっちゃんこする
関東地方では、自動車がエンストした時の状態を言うのだが、、、。
おがる
背が伸びる、成長する (道南,道北でつかわれる?)
おここ
お新香、つけもの。 うまいね、このおここ。
おぞい
だらしないことを言います。
おだつ
子どもが環境の変化によって、調子に乗りすぎる事。ふざける。 そんなにおだつとけがするぞ。
おっちゃんこ
すわった状態。おもに子供に対して「おっちゃんこしてなさい」などと使う。
おっつい
いかす,かっこいい,しぶい スラング。
おばんです・おばんでした
「こんばんは」の意。特に過去形で使う。「おばんでした」
おんじ、おんちゃん
弟。めんじ、めんちゃん(妹)という言い方もあるが、あまり一般的ではない。
おまえのおんちゃん、今、なにやってるんだっけ。
おんた
男の子。動物の雄。←→めんた 「ウチの牛、今年はおんたばっかり産れてまいったさ。」
特に魚を指して言う場合が多いという。
かい
標準語にもある疑問文の最後にくる言葉だが、頻繁に使われるところに特異性があります。
例えば、「そろそろ行こうか?」と言う場合、「そろそろ行くかい?」となる。「俺が悪いの?」と聞く場合、
「俺が悪いのかい?」となる。
かいべつ
キャベツの事です。あまり使われなくなった言葉です。 今年のかいべつの出来はどうだろうね。
かがまる
しゃがむ、かがむ。 お腹が痛くてかがまんないといられない。
かしがってる
傾いている
がす
濃い霧 [例] 「今日の中山峠はがすでひどかった」
かすぺ
「かすべ」とも言われる。ひらめ,えい など
かぜる、かたせる
仲間に入れる。 僕も鬼ごっこにかぜてよぉ。
かちゃっぺない
ちゃちな、ちんけなの意。
かつげん(カツゲン)
北海道版"マミー"。牛乳と同じく紙パック入りで売られている。
関東地方で有名な”マミー”に似ていると思うのだが、あっさり否定されてしまった。(笑)
「勝源」が名前の由来らしい。
がっさい
かっこ悪い,ボロい (がっちゃい,がさいなどとも言われる)
ちゃちという意味もある。[例] 「なんだ?このマック、、がっせーー!」
かっちゃく
かゆい場所を掻くこと。またはカサブタを引っぺがす行為 。ちなみに「引っぺがす」は、関東地方では「引っぱがす
[例] 「(母親が子供に対して) こら、かさぶたをかっちゃくんでない。なかなか治らないべさ」
がっつすごい
超すごい
かっぽりする、かっぽる
水たまりに足を入れたとき靴に水が入ること
かまかす
「かき混ぜる」という意味。
がめる
(1)ぬすむ,(2)ガンをとばす,難癖をつける (地域によって(1)か(2)かがちがう)
かやる
ひっくり返る。倒れる。 そんな積み方じゃあ、荷物がかやってしまうべさ。
からちゃ 食べて。「かれちゃでけ」で食べて行きなさいとなる。 せっかくだも、飯でもからちゃでけ。
がわ
街(旭川のみ?)
かんかい
氷下魚(こまい),こまいを干して酒のつまみにしたもの
がんがん
缶からのこと
きしゃ
すべてのJRの電車を称して「汽車」という。実は北海道には地上を走る"私鉄"は無いのである.....と言っても
何の理由にもなってないね?(笑)そもそも北海道は"くるま社会"的な面がある。それプラスあまり出歩かない。
ホンキーのあるお客さんの話になるが、その人はもともと北海道出身で、働き始めて東京に数年、神戸に数年、のべ10年ほど
して札幌に帰って来たらしいのだが、休日となればそれこそ"東京の感覚"で外出しているそうで、それに対して札幌の友人が
「あんた、電話してもいつも居ないねぇ。なにやってんのさぁ?」.....と聞かれるらしいのだが、その人からすれば
「休みだっていうのに家でなにやってんのよ?」.....ということになる。それだけ"感覚のズレ"があるのである。
この "感覚のズレ"が"鉄道への関心"、ならびに"交通機関の発展"に対するマイナス面にとなり、しいては"言語"にも
影響を及ぼしていると分析するのだが.......。
ぎる
ぬすむ 「ぎっぱる」という使い方もある。 [例] 「目の前で人の財布をぎるなーー!」
くまる、くるまる
からまる。巻き付ける。 髪をとかしていたら、くまって櫛が通らない。
げっぱ
最下位。びり。げれっぱともいう。 「運動会は、いつもげっぱだった。」
けっぱる
「頑張る」という意味。[例] 「もう少しだからけっぱれー!」
ける
あげること(後志地方)
げれっぱ
最下位 「げっぱ」「げれ」「げっつ」「げっちゃ」とも言われる。
[例] 「げれっぱでもいい。たくましく育ってくれれば....」
ごしょいも
じゃがいも
こちょばい、こちょばしい
くすぐったい。くすぐる事は、こちょばす、という。 こちょばしいからやめれって。
こっこ
魚の卵、動物の子供。 「はたはたのこっこは美味しいっしょ。」「馬のこっこはめんこいね。」
こったら
「こんな(に)」。
こったらべっこ
こんな少し。これっぽっち。ほとんど使われませんが、たまに聞く事があります。
こったらべっこの給料じゃあ、やってられないべ。
こったらべっちょ
「こんなにちょっぴり」の意。
こぶじめ
昆布を縛ったものを煮込んだもの。かんぴょうが巻かれていたりする。
関東地方では、「こんぶ巻き」もしくは「こんぶじめ」?
ごへ
前へ進むこと。英語の"go ahead"からきている。
ごみをなげる
「捨てる」の意。
こわい
からだの調子の悪いときに使うらしい。
こんつける
いじける、すねる、ふくれる。 「あの娘、こんつけてしまったんだな。」
ごんぼほる
だだをこねる (浜言葉に属するらしい)
さ
語尾にくる言葉。例えば、「サッカー見に行ったっけ、雨だったさ」
ざい
町の中心から離れたところ。またはそういうところに住んでる人 [例] 「あいつはざいのほうにすんでる」
さがり
東京でいう「はらみ」
さくらんちょ
あげる。 「誰かに誰かにさくらんちょ」(これ誰かにあげる)の形でのみ用いられる。
さらにこのとき、対象となるものを頭の上に掲げるというスタイルをとり、 特定の節回しで言われる。
さっくい
非常にやくいとき
さっちょん
札幌へ単身赴任してきた男性のこと
サビオ
傷絆創膏の事。関東地方で「バンドエイド」と言ってしまうところを「サビオ」と言うらしい、、、。
知名度の違いでしょう。
さる
「〜されている」「〜している」。状況、状態を表す。例えば、"桜餅"が桜の葉に包まれている場合、
「桜の葉につつまさっている。」
ざんぎ(ザンギ)
鳥の唐揚げ。 「昭和20年代に”ザーギー”という名で売り出したけれども、あまりに売れないので、
売れるようにと”ザ”と”ギ”の間に”運”を入れた」という"釧路のおじさん"説もありますが、
古くからの中華料理で”ザーギ”というのがあるので、そっちがルーツでしょう。
塩こぶ
塩こんぶ
しがむ
しゃぶりながら歯でしごく。噛む よくしがんで食べたら、おいしいよ。
したっけ・そしたっけ
「そして」「その時」「その後で」といった意味なのですがほとんどどの場合 別れのあいさつとして使うことが多い。
函館では「せばね〜」とも言うようです。
別れぎわに、いきなり「したっけ〜!」と言われてビックリした覚えがあります。
東京の下町で「あのゲームやったっけ、全然うまくいかねーの」 などと言うことはあります。
あくまでも動詞のあと、あるいは文節の途中。北海道では動詞のあと、文節の途中で使われることは滅多になく、
ほとんど「したっけ」と言う単独の別れのあいさつで使われています。
しばれる
もともと東北弁でしょうか?凍り付くような寒さを言います。
「しばれる」夜には「水道管の凍結に注意しましょう」
というCM?(呼びかけ)がテレビで放送されます。
余談ですが、北海道の居住環境は素晴らしく、たいてい二重窓なので、
建物のなかにいて「寒い」と思うことはまずありません。
さらに言わせてもらえば、0℃前後でぶるぶると震えることはあるのですが、それ以下になると震えることはなく、
肌が出ている部分(たとえば顔)が痛いだけです。やはり雪の湿気のせいでしょうか。
冬の東京にいるほうがよっぽど震えることは多いです。
しゃっこい
「冷たい」という意味。 これは関東地方でも「しゃっこい」「ひゃっこい」両方使うと思います。
しょ
「〜でしょう?」ということですね。例えば、「昨日、駅にいたっしょ?」
基本的に「〜っしょ」が多いのだが、「〜んでしょう」というヴァリエーションがある。たとえば、共通語では、
「いいでしょう?」と言うところが「いいんでしょう」となる。「あ、これ買ったんだぁ?」が「買ったんでしょう」となる。
発音のコツとしては”ん”もちゃんと発音すること!! ”んでしょー”
じょっぴんかる
「じょっぴん」は「鍵」の意。「かる」は「掛ける」。鍵を掛けることを言う。
じょんば
雪かき用のショベル
すっかい
酸っぱい(おもに匂いに対して使う) [例] 「うわ、この靴の中すっかい匂いがする。」
ずっこい
ずるい [例] 「おめー、なmまらずっけー!」(おまえ、超ずるい! 'm' の発音を忘れずに)
すったら(そったら)
「そんな(に)」という意味。
すれ
〜しろの意味。[例] 「おめー はやくすれー」
せっぱり
カラフトマス セッパリマスともいう。[例] 「今年はセッパリの豊魚貧乏だ。」
ぜんこ
お金 [例] 「ぜんこもってりゃ、何でも買えるってもんじゃない」
そったらもん
そんなこと [接] 否定的要素を持ち、話手がエキサイト気味のときにいうことが多い
[例]「お前、そったらもん持ってきてどうすんだ!?」
たく
「風呂を沸かす」ことを「風呂をたく」と言う。
たくらんけ
「馬鹿たれ」とか「ばか野郎」
たこつった
海や川で遊んでいて、靴,靴下を濡らしてしまうこと。 [例] 「昨日、豊平川でたこつったさ。」
たごまる
ごたごたに固まっていること タイツがたごまっててあずましくない
だてこく
かっこつけのこと
たなばた(七夕)
北海道では8月7日。
だべ・だべさ・べさ・べや
終助詞。女の子は成長するにつれ恥ずかしがって使わなくなるけど、
男の子は「〜だべ」をいつまでも語尾につける。札幌では「〜べや」をよく使うらしい。
だら銭
小銭のこと。標準語でいう「ジャリ銭」ですな。
弾丸道路
高速道路。
たんぜん
袖の付いた毛布のような寝具で、ガウン の様に着ながら寝る。
たんぱら
気が短いこと。短気。 「どうして、おまえはそうたんぱらなのよ」
ちゃんこい
ちいさい
ちょす
「さわる」とか「いじる」と言った意味。
あと、いじってやれの意味で、「あいつ いい気になってるから 少しちょしたれ」とも言う。
ぢり
霧のこと。
つっぺ(かる)
詮。つっぺかるは詮をすること。 「おまえ、鼻血が出てるぞ。つっぺかっとけ」
でれっき
ダルマストーブのかき混ぜ棒
とうきび
とうもろこし。
時知らず
7月頃に捕れた鮭。
どさんこ(道産子)
北海道産の馬、北海道人(3代以降の人を指すらしい)
とっかり
海獣。特にアザラシやトドを指す。(浜言葉らしい)
とば
「冬葉」と書く。さけとば。あきあじの半身を日陰の軒下などに吊して干したもの。酒のつまみになる。
どびる
くだものが腐りかけ、たべてもおいしくない状態のこと。代表的なのはスイカで、果肉の色が悪くなり、
瑞々しくなくなった時に使う。
[例] 「ありゃ〜、このスイカどびてるよ〜」
トンシャ
タクシー [例]「今日はパチンコで勝ったから トンシャだべ」
ドンパ
同い年,同級性 [例] 「あの顔でドンパかよぉ。見えねー。」
ないち(内地)
北海道以外、本州、四国、九州、沖縄、全部内地といいます。という事は、北海道は外地か?
「 内地の人には、この寒さはこたえるしょ」
函館の人にとっては、函館以南が内地らしい。
なして
どうして?何で? 「なして、そういう事する?」
ながまる
ゆっくりして落ち着くの意味。[例]
「いいから ながまっていきな〜。」
なまずし(生寿司)
「寿司」のこと。
なまら
「やたら」、「たいへん」の意。 例えば、「このとうきび、なまらうまいべや」
なんも・なんもさ
礼を言われたりしたとき「大したこと無いよ」とか「そんなことないよ」と言うかわりに
「なんも、なんも」とか「なんもさぁ」とか「な〜んもだぁ」と言う。
ねっぱる
ねばねばしていること。
のっこり、のっこし
たくさん。いっぱい。 釣りに行ったら、のっこし釣ってきたさ。
のな
ムラサキウニ
ばいき
バック。若い世代の人はほとんど使いません。「その車、ちょっとばいきさせてくれ」「ばいきオーライ!」
はく
北海道では手袋ははめるのではなく、はくものなのです。 今日は寒いから、手袋はいていくか。
ばくりっこ
互いの持ち物を交換することを「ばくる」と言います。子供のカード交換などはそのいい例でしょう。
はっかく
ホウボウウオ(魚の名前)
はっちゃきこく
張り切る 「はっちゃこく」とも言う。[例] 「二人の時ははっちゃきこくの」
はねる
雪かきをする
はばける
むせる。つまる。つかえる。はみ出す。 はばけないように、気をつけて食べな。
あと 時間でも使います。「この時間じゃ はばけるなあ、、」
はんかくさい
「バカみたい」の意味。[例] 「はんかくさいまねするんじゃない!」
びっこたっこ
あべこべ、正規ではない、対称ではない。 あんた、靴びっこたっこに履いてんでしょ。
ひやしらーめん(冷やしラーメン)
「冷やし中華」。
ビュ〜, ビュ〜ビュ〜
物事がうまく捗っている時や仕事を段取りよく片付けている時使う。
「あっというまに終わらせる」みたいな意味。特に中年のおばちゃんあたりが使う。 [例] 「こんなのビュ〜だ」
他にも意味があり、景色がいい場合にも使うようです。「車から見た景色がビュ〜だねぇ」
もうひとつ「かっこいい」と言う場合にも使う。「あんた、今日のスーツ、ビュ〜だねぇ」
ぶす色
あざ。打撲した部分が紫色になっていることを指す [例] 「ころんで、手がブスいろになっちゃったよー」
プレゼ
プレゼンテーションの略。全国区ではプレゼンという。
べこ
牛のことを「べこ」と言う。もともと東北弁でしょうか?
べこもち
白と茶色のぶち模様のお餅。
ぺったらこい
平たい、ぺったんこ。 「そんなぺったらこいバッグ、もう捨てなさい」
へっぷり虫、へひり虫
かめ虫
へっぺ
エッチ,エッチすること [例] 「あ〜〜! カブトムシがへっぺしてるぅ〜」
「べろ〜」
とても〜だ。稚内方面の言葉 [例] A:「あ、ごめん」 B:「べろいたー」(とても痛い)
A:「みちばたでぼけっとすんな」 B:「おまえそんなことおいうのか、べろにくー」(とても憎らしい)
A:「それより、きょうはべろさむだな」(とても寒い)
ぼっこ
棒っきれ。 「そこのぼっこ取って」
ぼっこ手袋
ミトンの手袋 「寒いからぼっこ手袋はけばいいしょ」
ほっちゃれ
一般的に”産卵後のメスの鮭”という説明をよく聞くが、実際にはメスもオスもない。産卵期をむかえた鮭は川を上るのだが、
からだを淡水にならすために、しばらくは河口付近の海水と淡水の混ざり合ったところをウロウロするという。
その時点で"最後の仕事"のため、えさを食わなくなり、かなりの淡水を吸っているため味のほうは落ちているらしい。
その後、流れにさからい川を上っていくにつれ体力はうばわれ、味的には落ちる一方である。
油っけがなくて身がぱさぱさした状態になってしまう。
ぼんず
子供の事、[例]「あ、これ うちのぼんずだ、、」
まかなう
(服を)着る [例] 「そとに行くから、つなぎにまかなってくるよ。」
まきり
包丁、小刀 (浜言葉らしい) [例] 「まきりの錆を落しておいて。」
まて・まてい
「丁寧な・まめな」という意味で、例文は「あの職人さんはまていな仕事をする」。
ままさんダンプ
雪かきのときに使う、大きなスコップのような道具。
どうやらもともと商品名だったらしいが今ではかなり一般的な呼び名になった。
みったくない
主に女の子のルックスが良くないのを指して言う言葉 [例] 「あの子、本当にみったくない子」
めっこ
炊き方に失敗して、芯ののこってるご飯のこと(「めっこめし」、「めっこごはん」とも言われる)
めっぱ
「ものもらい」のこと。
めふん
あきあじの腎臓や背わたを塩漬けにしたもの。高級珍味。
めんこ
(誰かの)ひいきになってる子 [例] 「さっちゃんは誰のめんこよ?」
めんこい
「かわいい」の意。これももともと東北弁ですな。
めんた
女の子。動物の雌。←→おんた 「ヤギのこっこ、やっとめんたが産れたさ」
もちょこい
くすぐったい。こちょばい、こちょばしいと同義ですが、なんかもぞもぞとした感じでしょうか。
「もちょこいからそんな事するのやめれって」
やっと
はやく [例] 「やっと終らせないと、レポートの〆切に間に合わない。」
やむ
痛む [例] 「夕べどうでした?」「やんでやんで!」
やめれーー
[動:命令] やめろ
雪虫
秋の終わりに大量発生する虫。全長5mm程度の羽のある虫で、 尾に綿のような白い毛をつけている。
その虫がいっぱい飛んでいるので、雪のように見える。 雪が降る前ぶれのように発生する。
ゆるくない
たいへん。きつい。 ゆるいという言い方はしない。「 あれもゆるくない仕事だよな。」
よくたかり
欲張り。 「あいつはよくたかりだわ」
よしかかる
「もたれかかる」「よりかかる」の意。
よっこ
物を移動させる。ずらす。 「それ、ちょっとよっこしておいてくれ」
らっく
上着 [例] 「らっくをきてこいよ。」
るいべ(ルイベ)
鮭を凍ったまま薄切りにしたもの。溶けかけを食べるのだが元来は氷下魚(こまい)を用いたらしい。
わっち
私の事(主に女性が使う)[例] 「わっちねー なまらやっくいんだわー」
わっこ
輪っかのこと
わや
大変な状態のこと。 トラブルなどがあって混乱している会社などを他人がみて「あの会社、わやだな」などと言う。
もともと関西弁であろうか?
........................................................................................................................................................................................................................
命令形「れ」 「ろ」で終る命令形は「〜れ」になる。前述「やめれー」もそのひとつ。
[例] 「見れ」「い(居)れ」「止(と)めれ」「すれ(←しろ)」「寝れ」
語尾その1「〜べさ」「〜さ」「〜っしょ」「〜でないかい」「〜っしょや」「〜けさ」「〜(した)べ」等
* 「〜だべ?」 同意を求めるとき。
語尾その2「〜も」 「なんも」「なぁんもだぁ」のように、「〜も」をつけることが多い。
「これだもんなぁ」と言うところを
「これだもなぁ」と言う。ヴァリエーションとして、「あれだもなぁ」。
共通語でいう「やっちゃったもんねっ」が「やったもなぁ」となる。
「〜も」でおわる場合と「〜もなぁ」「〜もねぇ」までいく場合がある。
未然形+「さる」 (自発,可能の表現) [例]「このペンよく書かさるね」 *
過去形について ”おばんでした”のところでもあったように、語尾が過去形になることが多い。
ある学者のはなしでは丁寧語として解釈されている。
特に何かを確認する時に「これでよかったですか?」 などと使うことが多い。
以前、ススキノのマクドナルドで、注文をしたあとの確認で
「チーズバーガーとアイスコーヒーでよろしかったですか?」ときかれた時はズルッときました。
ああいうマニュアル系の飲食店でも普通に
使われているようです。おそらくTVドラマ”ショムニ”のようなオフィスでも普通に使われていると思われます。
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資料提供
北海道弁辞典
北海道弁講座
北海道弁講座50音リスト
帰ってきた北海道弁講座