もしかして?私の音楽の原点は
クレージーキャッツかもしれない(笑)
今でも尊敬するアレンジャーは
クインシー・ジョーンズと萩原哲晶だ。
萩原哲晶の作曲/編曲の曲はJAZZをベースに
演歌、クラシックまで精通する。
クレージーの曲の他に「エイトマン」の歌も作曲してる。
おりしも青島さんが年末に亡くなったが、
このころの日本は希望に満ちていた。
その中で、この映画は今のサラリーマンの姿を予言してる。
ダビンチ・コードよりも正確に(笑)
終身雇用の時代、主人公の植木等は
クビを恐れずに、いろんな会社を渡り歩く。
のちに「クレージー作戦 くたばれ ! 無責任」で
無責任サラリーマンから
エコノミックアニマルに変身するのだが、、
しかし、この映画のすごいことは
当時の裕福さだ。
バーのシーンでの、グラス、灰皿、
社長室の壁紙、デザイン、家具、
本当に良い物を使ってる。
今の時代の偽物は存在しない。
しかも今では死語になった接待の基本がある。
逆に、人情で仕事をとれてた時代が懐かしく思う。
でも条件がすべてそろっているのなら
最後は担当者の人格に仕事が落ちるのは当然だろう。
この映画のすごいことは日本文化を、まだ大切にしてることだ。
レンタルビデオ屋さんにでも行って借りてください。
あなたたちのお父さんのすばらしいサラリーマン時代が覗けます。
これだけ無責任でも、今のサラリーマンより
真面目に見えるのはどうしてだろう?