お万菜処まるひら

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さてなんて読むか?北海道では馴染みのない言葉ですが
「おばんざいどころ」と読みます。
意味的には「京都の家庭惣菜 おふくろの味
京都弁で普段食べる菜(さい)」を意味するらしい。

もう20年以上の友人夫婦が去年、お店をオープンした。
食にはうるさい方の私だけど、
この店の料理には恐れ入った。
昼はうどんを出してるらしい。
ちょうど駅前通りを挟んでグランドホテルの
南側斜め向かいのビルの地下にある。
正式名称は
ほっかいどうお万菜処 まるひら
です。
HPはまだないらしい。
営業時間などは、昼の究極のうどんを食べに行って
聞いてくれ!(笑)
江差出身の女将さんが料理人で
実は北海道のほとんどのイベントを某広告代理店で
取り仕切ってきた人だ。
旦那さんは、そのイベントを一緒に一緒に実行してた人で
私は密かに一緒になって欲しいと願っていた。
その二人がなんで?料理屋さんをやっているのか?
本当に私が涙したほど、いい話があるのだ。

彼女が某広告代理店に新入社員として入った頃
私はその代理店のテレビCMを作っていた。
実家が江差の自転車屋さんの彼女は
なんとツールド北海道を開催してしまったのだ。
そこでテーマソングを頼まれたのが初めての仕事だった。
その時に将来は「小料理屋の女将」になりたいと言ってた。
250名以上もいたその代理店でバリバリ幹部の彼女が
冗談だと思ってたのは私だけでないだろう。
その彼女が本当に会社を辞めて料理学校まで行って
某有名高級料理屋で修行をして、この店のオープンに至った。

涙した話は旦那さんの方で
その某広告代理店の営業幹部だった彼も
辞めて、この店にいるということなのだ。
本当に仕事ができた彼は他にもたくさん呼ばれていただろう。
それを全部断って、奥さんを手伝う事にしたらしい。
しかも?初めてやる仕事だ。
年末にその話を聞いて、私は不覚にも涙してしまった(^_^;)

そういう私が認めたプロが作る料理は
本当にすばらしかった。
昔から料理のうまい彼女だったのだが
それに甘えないで料理学校まで行き、修行までして
誰にも文句の言えない料理を作ってる。

気取った店ではなく、居酒屋さんだと思って欲しい。
まずは昼のうどんを食べて、夜の料理を味わって欲しい。
カッコや下らないこだわりに凝ってうまくない料理を出す店が多いが
ほっかいどうお万菜処 まるひら
ここは本物です。

ホンキートンクフリークのみんなは絶対行くべし!
ふ~さんの一升瓶のボトルがキープされてるので
飲んでいいです。無くなったら?入れておくこと!(笑)

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このページは、DR.EVAKが2007年1月30日 03:22に書いたブログ記事です。

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