やっぱ昔の人は違う

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ケーブルTVで久々に観た。
本当にフレッド・アステアはスゴイわ。
CGでも表現できないダンスだ。
モーションキャプチャーしておけば良かったのに(笑)

このころのハリウッドダンス映画のダンスシーンは
ほとんどがワンカットで撮っている。
そう、できるまで踊り続けることになる。
まあ舞台で踊るのと同じ緊張感になる。
それを狙っているのだが、
今のミュージックシーンには、まったくない現象だ。

MTV時代より、つぎはぎダンスが全盛となる。
音楽もコンピュータ導入により、ハリボテ音楽となる。
まあ それはとりあえず置いておいて、、、(^_^;)

この映画でスゴイのは普通のダンスをしながら
アステアがタップダンスをする。
ワルツを踊りながらのタップは必見だ。
昔のマンガ映画、特にディズニーは
アステアのダンスを見本にしてキャラクターを動かしていたそうだ。
確かにそのままぬいぐるみを着たら
ミッキーが踊ってるような気になる。
あの余裕のあるクールなダンス、
そこまで行き着くのにどれだけの努力をしてたのだろう?
デビューが40歳を超えていたのもうなづける。

往年のミュージシャン、ダンサーなど
どんどん亡くなっていくが、
それを超えた現代人はいない。
文化はどこか違う方向へ向かってるのかもしれない。

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