ドキュメンタリーになるのかな?
CATVで観た。
パラマウント映画のプロデューサーの話だ。
エンドシーンのダスティホフマンの演技だけでも
観る価値はある(笑)
この映画のすばらしいところは
どんな波瀾万丈の人生でも、人生を楽しめば?
幸せな人生になるってことかな?
また誰かの助けがないと楽しい人生にもならないってことも
しみじみと語ってる。
私の世代よりちょっと前の映画史の話になるが
高校の時にK君と毎日のように映画館に行ってた時の映画が
たくさん出てくる。
ビデオもDVDもない時代では映画を観る時間は
とっても貴重だった。
また本当にインテリが多かった(笑)
今の情報屋みたいな連中もいたが、
多くは物事の追求を楽しくしてる連中が多かった。
高校を卒業してすぐにNYへ渡ったのだが、
その街はインテリの街で、バカは本当にばかにされた。
何かの質問に自分の考えを伝えられないヤツは
相手にされなかった。
未来を持ってない人間は生きる資格がない街だった。
私にとってこの映画は、その時のショックが伝わってくる映画だった。
そう常にポーカーフェイスでクールに渡り歩く自分が見えた。
それが本当に綱渡りでも、、、
それはこの映画が語ってるように相手も重々承知で
足下の綱を揺さぶって私が落ちるのか?渡りきるのか?
確かめてるのだ。
どんなに実績があっても今現在、実績のない人間は
簡単に切られる。でも、しがみついてでも、なりふり構わず
生きてる人間を大切にする。
毎日、誰かが自分を見てる。
それを感じられなくなったら?
寂しい人生を歩むことになるのだろう。