2007年10月アーカイブ

エバックカフェ

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小早稲がいなくなり、
コーヒーを入れてくれる人がいなくなった(笑)
自分で入れるコーヒーほど、マズイモノはない(^_^;)

そこで、エスプレッソマシンの登場だ。
以前、カフェをやっていたときにカフェマシンについては
勉強した。当時はエグロのコーヒーマシンを入れた。
価格は当時の一番高いベンツと同じだったと思う。
あの味が忘れられない。

安いマシンはいろいろあるが、力が必要だったり
何杯も落とすとぬるくなったりする。
ミルクスチームもあればカプチーノもできる。
それでこれになった。
カフェポッドしか使えないのが気になったが
最近のポッドも良くなっていて旨い。
しかも、ルックスも重要だ(笑)
そこでこのPD1 になったのだ。

製作20年

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時は今から二十数年前、とっても綺麗なボディが入ったと
玉光堂の津田君より連絡が入り、すぐ見に行った。

テレキャスのボディで一枚板、しかもメープル、
木目の美しさに惚れて、これでいいギターを作る事にした。
このボディはフィリップ・クビキ という人が製作したものであった。
変形ギターで有名なのだが、木の質は知り尽くしてる職人だ。
1962年にFender社に入社したフィルは、
プロトタイプの製作やジミ・ヘンドリックスやウェス・モンゴメリー、
ジョージ・ハリスンのカスタム・ギターを製作した。
1972年に独立し、フィル・クビキ・ギター・テクノロジーを創立。
未だにあるのはビックリした。

ネックもボディも一枚板だ。ネックにはビッシリトラ目が入ってる。
いつしかエバックでは「ちゃぶ台ギター」と呼んでいた。
中国の高いちゃぶ台のような木目が入ってるからだ。

これがなんで20年以上経って、今、できあがったのか?
話はとても長くなる(笑)

黄金時代

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別にノスタルジアが好きなワケではないが、
今の時代はちょっと心が貧しすぎる。
妥協、妥協の繰り返しとテクノロジーで
ハリボテの文化になってしまった。

グレンミラーやカウントベーシーを聴くと何故か?
裕福な気持ちになる。
それは、音楽はすべて生演奏で、踊れるリズムで
酒を飲みながら人生を楽しむという時代が見えてくるからだ。
そしてこの歌いながら踊る
アンドリュース・シスターズがそろえば文句無しだ。

当時はこういう音楽をダンスホールで演奏して
すべてを生放送でラジオで流す。
コンサートではないのだ。
従って、ダンスホールに行かない限り
演奏者たちの姿は見られない。
しかし、当時の人々はそれを想像する力を持っていた。