セントラルパークで
NYフィルのガーシュインコンサートを観てから
NYの街のバックミュージックはガーシュインだと気づく。
それをそのまま白黒画面に載せて
NYのエセインテリを描く映画が、このマンハッタンだ。
ズルイと思った(笑)
ウディ・アレンは好きじゃない。
パーティで会った時も、話もしなかった。
この映画はCATVで久々に観たのだが
白黒な為にすごく古い映画に見えるのだが
実は1980年の作品なのである。
基本的にジューイッシュが嫌いだ。
それは私のポリシーでもあり、
日本の人は知らなくていいことなのだが
私の10m以内にジューを入れる事だけはやめて欲しい(笑)
私のいたのは70年代なのだが、良くなっていくNYがこの映画にある。
NYに住んでいる人全員が評論家で
パーティでは、くだらない論議がある種のゲームだった。
しかし、あんなにいやだったエセインテリの集まりが
この映画を観て、妙に懐かしくなった(^_^;)
今でも思うのだが、NYに住んでる人間すべてがある意味
精神的に病気で、孤独に振り回されている。
また、空気を吸うのにも金のかかる街だ。
要するに、壊れた人間じゃないと、押しつぶされる街だ。
いい思い出もなく、帰って20年経ってやっと行けたNY。
今度行くのは、いつの事なんだろう?
もう、行かないのかも?(爆)
でも、ちょっぴり懐かしくなった映画です。(^_^;)