やっぱいい映画だ!

| トラックバック(0)


昔に何回も観たのだが、CATVでやっていたので
また観てしまった。
ラストシーンでの原作者の言葉で
「人生で何回フルムーンを見上げられるのだろう?」
など、胸に染みる良い言葉が切なくなる。

普通の恋愛ロードムービーだと思ったら大間違いで
人生そのものの切なさが描かれている。
ベルトリッチ監督は「ラスト・タンゴ・イン・パリ」や
「ラストエンペラー」で有名な監督だけど
切ないエロスを表現することには彼の右に出るモノはいない。
この作品はその得意とするエロスを
砂漠がどんどん飲み込んで行く。

公開当時は坂本龍一が音楽をやって話題になったのだが
彼は本当にパクリがうまいというより、まんまやんけ!と
私は思った(笑)
ただ、この映画でイスラム系の肉声音楽がふんだんに使われてる。
やはり、肉声は素晴らしいパワーを秘めてる。
昔から言霊<ことだま>という言葉があるが
いい肉声を聞くと癒される。
これが生ならDVDやメディアに入らない周波数で
本当に癒される。
たまに合唱とかゴスペルのコンサートに行くことを
勧める。

長い映画だけどレンタル屋さんにあったら?
絶対観るべきだ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.evak.net/how/mt/mt-tb.cgi/87

このブログ記事について

このページは、DR.EVAKが2008年6月30日 00:19に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「エコってエゴ?」です。

次のブログ記事は「カントリーミュージック」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.23-ja