2009年3月アーカイブ

スタートレック

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ホンキーのBBSでTさんよりスタートレックのブルーレイを
紹介して欲しいという声があったが
実は日本題で宇宙大作戦と言われているカーク船長の
スタートレックは好きではないのです(^_^;)

確かに原作スクリプトはイイと思うのだが
どんなにハイビジョンにしようがCGをやり直そうが
やっぱ当時のテレビ映画手法は辛いモノがある。
何かあるたびに顔のアップが3秒以上出てくるあの手法だ(笑)
それとあのオモチャのセットや小道具も、どうも話に入れないのだ。
ゴメン、、、Tさん、、及びトレッキーのみなさん。

しかし、その後のネクストジェネレーション、ボイジャーは
大好きで、私の人生のバイブルにもなってる。
残念ながらDS9は今一好きでない、、、
アーチャー船長の物語も深みが無くて好きではない。

さて、今年映画が来る。これはカーク船長とスポックの出会いの
エピソードらしいのだが、なんかアーチャー船長の世界の臭いがする。
前のエピソードにも書いたけど
どんなにCGを使っても、物語が生きてないと面白くない。
いい物語だったらいいけど、、、

最近のハリウッド映画の不振は単に映画を作るOSを
作ってしまったからだ。
適当な本を買って、適当な監督を選び、適当な俳優を選んで
制作費はいくら、制作期間はいつまで、んで興行収入はいくら
物販はこんなもん、その後の二次使用はこんなもん、、
それでいつまでにペイできれば?いけるんじゃない?って
オペレーティング・システムを作ってしまった。
ま 良くある話でアメリカの自動車業界と同じ
クオリティよりも利益追従にしてしまったのだ。
そして、そんな映画界に嫌気をさしたスタッフは
みんなテレビドラマに流れてしまった。

越権行為のできる現場ではイイ物ができる。
それが今の社会にはない。
昔、NYのスタジオで出前のピザ屋さんや
コーヒーショップのおねえちゃんに
やってる曲を聞かせ、感想を聞いたもんだ。
「こんなの売れないわよ!」とか平気で言う(笑)
それがずいぶんと励みになったもんだ。
エコノミックアニマル時代の日本も
越権行為で成長した。

と 話はずれたが、、、(^_^;)
スタートレックの映画は楽しみである。(爆)


新しいCG

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もう古い部類の作品だけど、夢のある作品だ。
監督はリックベンソン、CGの役者の声には
マドンナ、スヌープドッグ、デビットボウイなども参加してる。
夢のある映画が大好きだけど
この作品は王道を行ってる(笑)

この作品を見たらCGのリアルさに驚くだろう。
これはちょっと違う方法でCGを作っている。
今、私が作ってるCGはレイトレースという方法で
レンダリングしているのだが、これは光と影をライトで設定し
シミュレーションして作成する。
なので、本当に照明を解ってないとキレイに見えない。
しかし、物体からの反射した光は繁栄されない。
そこで物体からの反射は物体自体を発光させ
それっぽくする。
マシンが速くなったとは言え、その方法でも
ちょっと凝ると、1秒作るのに30分~40分かかる。
今作ってる某健康食品会社のCGは
ダースべーダーマシンを使っても
30秒作るのに17時間かかる。

この作品はラジオシティという方法で製作されてる。
これは物体の反射光なども計算によって作り出すので
うまい設定をすると実写と変わらない。
しかし、計算によって作り出すと言うことは?
それだけ時間がかかる。
私のレイトレの約4~8倍の時間がかかるのだ。
その為にはマシンを何十台も並列につなぎ
単純に時間を短縮するのだ。
昔、あるスタジオでMacを50台ぶらさげた事があった。
確かに速かったが、すごい熱だった。
何十時間もつけっぱなしで作業させるので
途中で止まってるマシンもあり大変だった。

つまりコスト方面で映画などには向かない方法なのだ。
しかし、そのタブーを破り、この作品はラジオシティで製作してる。
なので、一度観て欲しい。

でもどんなスゴイ方法で作っても?どんなにお金をかけても?
作品が生きてないと意味がない。
リックベンソンはキャラ作りの天才なので
この作品は生きてる。
ハリウッドやディズニーとはちょっと違う
CG作品だ。

エバックはHPやプログラム、音楽だけなく、
一応CGもやってる事が解ったでしょうか?(笑)

Surface of PinkFloyd

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enterlogo.jpgのサムネール画像のサムネール画像
久々にコンサートへ行った。
新しい市民会館も初めてだった。
ピンクフロイド??と書かれた招待券、、
Spirit of PinkFloyd??なんだこれ?
フィルムコンサートかな??
でも、ピンクフロイドを名乗るにはメンバーが一人でも
いるのかな??いろんな疑問を持ち会場へ、、

セットを見て、一応バリライトが仕込んであるけど
数が足りない、、今のテクノロジーは、これで充分なのかな?と、、
アンプ類を見て、、ん??ずいぶんシンプルだな、、
でも、ギルモアがマーシャルは使わないでしょ?と、、思った。

一曲目「One Of These Days」あれ?テンポ速くない??
そこですべてが解った。
そ、、なーんちゃってピンクフロイドだったのだ。
つまり、ピンクフロイド同好会のみなさん。
そういえば?そういうなーんちゃってELPとか
ヨーロッパで流行ってるのを思い出した。
しかし、恐ろしくヘタだ、、、(^_^;)
こういう物真似はホンモノよりうまくなければ?
ラスベガスのショーのように見る気がしない。
バリライトやレザーなども恐ろしく古い使い方だ。

高校の学園祭のように、「頑張れ!」と言いたくなる。
特にリズムは久々にゴーストのないリズムを聴いた。
っていうより、スネアがずれるのは論外でしょ?
楽器ももっといい楽器使おうよ!と言いたくなる。
サスティーンのないデビットギルモアは聴けない(笑)
この前買ったストラトを貸してあげたくなる。

Spirit of PinkFloydというより
Surface of PinkFloyd(表面だけピンクフロイド)だ。
って、、、これはお金取れないでしょ??

マーカスミラーのコンサートの時も思ったのだが
こういうヒドイコンサートで盛り上がる札幌の若者が心配だ。
ヒドイコンサートにはブーイングしようよ。

でも仮のホールらしいのだが会場は、なかなか良かった。
久々の大音量の音も小気味良かった。
<これを小さな音では聴けないでしょう>

あの程度の事なら?昔ならしたオジサンバンドでも
できるのではないだろうか?
オヤジよ!ギターをとれ!!