不思議な話2

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今日は、最後の外泊だ。
これなら?一回退院させてくれてもいいのに、、と
思う。
なぜなら?明日の夕方病院に戻り
1日の朝、転院する。
つまり、明日ただ泊まりに病院に戻るのだ(^_^;)
今度の病院は、今の10倍くらい大きい病院で
レストランも喫茶店もあり
カプチーノも飲める(笑)

さて、この前の続きがあるのだ。
私のもうろうとしたイメージの中に
青い縁取りのある白衣の
ガイドさんは確かにいた。 

最初の外泊の日、家に帰った私は
照れくさそうに遠巻きに見ているエラに会った。
でも、長く東京などに行ってる時よりも
早く私を認識してくれた。
ふ~さんはホンキーへ行って
エラと二人でテレビを見てた。

一度私がトイレへ立って
エラも私のといた場所を離れた。
トイレより戻り
しばらく一人でテレビを見てると
エラが私の足に手を置き
いきなり鳴きだしたのだが
それが不思議なトーンで
私の目をまっすぐ見てゆっくりと低音になり
人の声のような発声を、一生懸命やろうと
してるような、今にも話しそうなエラがいた。
今までこんな鳴き声のエラを見たことがない。
「あの~」と言い出したエラの口を
怖くなった私は恋人にするように
人差し指で口をふさいだ。

何故?止めたか?というと
エラの言いたいことは、すぐ解った。
そしてこのままエラが話すと、
エラがどこかへ行ってしまうような気がしたのだ。

「あの~、、一応ガイドは、やったつもりなんだけど、、、」

エラはそう言おうとしてた。
その後、ふ~さんに私の手術の日にエラが
珍しく吐いていたことを聞いた。
ガイドはエラだったのか?
人間の顔にしたら?ああいう顔になるのかな?

でも やっぱり命のガイドは
いると思う。

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